ドリームキラーは悪者か?自己啓発セミナーに潜む罠と現実

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こんにちは、静かな法律家のブログにようこそ。

今回は、「ドリームキラー」についてです。

 

私は会社生活に悩んでいたとき、
自己啓発セミナーに参加したり、「起業家」のメルマガとかを
たくさん購読していました。

そこではよく、「ドリームキラーのいうことは聞くな」等という
演説を聞きました。

一度しかない、あなただけの人生、人の意見に惑わされている暇はない。

それはその通りだと思います。

ただ、ここに潜む落とし穴は、

一度しかない、あなただけの人生は、人の意見を聞かないでやっていけるほど簡単なのか?

ということです。

 

私は、おそらく比較的、親や他人の意見を聞くほうです。

自分の意見に自信がないことも、自信をもっていることでも。

 

それは、自分の気づかない観点があるのではないか?

という問題を解決するためです。

もっとも、私は最近、人から猛烈に反対されても、

自分の考えを信じて、大きな決断をして現在に至ります。

そして、今後悔していません。

なぜ後悔していないのかというと、順風満帆だからではなく、

人の意見を聞いて、いろいろなリスクを洗い出し、
最悪の事態を知ったうえで決断したからです。

 

自分の直感を信じて突き進め!という言葉には、

確かに震えるような快感があります。

親の言いなりにならないで、自分で道を切り開くんだ。

これは素敵なことですが、

自分に見えていない世界、考え方を知る機会が永遠に失われてしまう危険があります。

これが最終的にどうなるかというと、

当初想定していたリスク以上の結果に対応できず、

「こんなはずじゃなかった」と後悔しても、
時すでに遅しということになるのです。

その結果身をほろぼした人たちを見てきました。

だから私はこう言いたいです。

一度しかない、あなただけの人生、人の意見に惑わされている暇はない。でも、

あなたの考えは、あなたの人生を引き受けられるほど万能ですか?

と。

人は1人では生きていけない、とわかっている人でも、
なぜか自己啓発セミナーにいくと、自分は何でもできる、と思い込みがちです。

自己啓発セミナーは、自分に自信を持たせるためのセミナーなので、
ある意味セミナーの効果を得ている証拠でもあるのですが。

 

ですから、もし進路に悩んでいるのであれば、
自己啓発セミナーに行ってもいいですが、それにプラスして

信頼できる他人に意見を求めることは決してマイナスではないです。

 

だって、

他人に反対されたくらいで折れる夢なんて

見ていてもしょうがないと思いませんか?

 

相談できる人がいないのであれば、
私にお問い合わせいただいても構いません。

(おそらく考えを整理する手伝いしかできませんが)

少しでも迷いがあるなら、1人で突き進まないようにしてください。